共同募金助成事業
新型ドローン・発電機を導入しました
DJI社 PHANTOM4Pro
ヤマハ発電機 HF9HIS インバーター消音タイプ
災害時情報支援活動(D‐RAT)
災害時における被害状況を迅速に把握するために、ドローンの整備を進めてきました。今回、共同募金からの助成を受け、より安全に安定した飛行が可能な新型機(PHANTOM4Pro)を導入することができました。
共同募金にご協力いただいた方々に、心からお礼を申し上げます。
これからは、この機材を基に、練習を重ね、災害時に迅速に確実の情報支援ができるよう努めてまいります。
ドローン操縦教室開催!
ドローン操作及び航空法など、必要な知識を学んでいただく、入門教室を以下のとおり開催いたします。関心のある方はお申し込みください。
定員に達し申し込みを終了しました
次回は6~7月に基礎教室開催!
・日時 4月22日(日)10時~15時
※天候等により変更になる場合があります
・場所 まちの防災研究会事務所及び飛行練習場(敦賀市内)
・内容 ○基礎講習(航空法・力学・操縦法など)
○飛行練習(操縦実技)
・受講料 15000円
・定員 5名(先着順となります)
※受講を希望される方は事務局まで連絡下さい。
TEL 0770-47-5028 または
Email machibousai@live.jp
イベント関係の報告
自主防災リーダー養成セミナー上級編
『The避難所』を開催しました!
2018年3月25日(日)9:30~16:30
会場 ユーアイふくい
この後のセミナーの予定
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○2018年5月~6月(嶺北・嶺南予定)
『自主防災組織の作り方&運営ノウハウ』
よく、「自主防災組織って、どう作ればいいですか?」とか「どうやって運営すればいいですか?」という質問を受けます。そこで、組織の作り方と運営ノウハウに焦点をあてたセミナーの開催を予定しています。
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○2018年 6月上旬~中旬
『水害・土砂災害アクショントレーニング』
各地で、毎年のように大雨による避難情報が発令されています。その時、自主防災組織は何をしなければならないのか、どのように安全に避難を完了させるのかを、シミュレーション等を通して理解します。本格的な降雨時期の前に是非受講してください。
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○2018年 11月23日(祝・金)
『The避難所 関連死と向き合う』
これまで行政や医療関係がこの問題を取り組んできたが、熊本地震での関連死の発生状況をみると、住民自身が災害関連死に向き合う必要があります。
この研修では、関連死の状況や原因などを学ぶとともに、住民自身がどのように向き合うのかを参加者同士で考えていきます。
私たちは人が死なない防災を
私たち「まちの防災研究会」は
災害から大切な命を守るために
一人一人が 地域が 社会が
どのようにして災害に備えることが大切なのかを研究し
自分の命は自分で守ることについて
となりご近所で守りあうことについて
子どもやおじいちゃん、おばあちゃんを守ることについて
一人でも多くの方々に話しかけ
少しでも災害に強い社会になるように
みんなの笑顔が守られるように
そんな願いで活動しています
これまでの防災活動の主体は行政が担ってきました。しかし、行政だけの力では大切な命を本当に守ることが出来ない。地域の住民自身の力が重要と、認識されるようになってきました。もし災害が起きた時の為に、平常時からの防災対策を進め、発災時の対応力を高め一人でも多くの命を守ることのできる力が、地域の防災力です。
災害から命を守る3か条
過去の災害などを調べていくと
災害から命を守るために非常に重要なポイントが見えてきます。
それがこの3ヶ条です。
「大丈夫だろう」「何とかなるのでは・・」などの楽観的な心理(正常性バイアス)が、逃げるタイミングを逸したり、災害への備えを怠ることとなり、それが被害へとつながっていきます。
東日本大震災でも、防潮堤などへの過信が避難行動の妨げとなってしまったり、津波ハザードマップが「避難しなくてもよいエリア表示」となってしまい、「うちは大丈夫だ」と避難行動を止めてしまった。
また、毎年台風や豪雨時に、危険だと承知しているにもかかわらず、田んぼの水や堤防へ水位などを見に行き、命を失う被害が発生しています。
これもやはり「あまく見ていた」としか言いようがありません。
災害をあまく見ない、なめてかからない、災害に対しての畏怖の心が重要です。
災害はそれぞれ特性を持っています。直下型地震とプレート型地震、ゲリラ豪雨に梅雨前線等による豪雨、台風や竜巻など、災害を引き起こす自然現象は様々です。それらは、それぞれ特性があり、当然に対応方法や注意点も異なってきます。
そんな様々な災害に立ち向かうためには、それらを正しく学び、適した備えを進めていくしかありません。
しかし、市町村の防災に関するホームページや防災パンフレットなどを見ると、「水害時に行動できる水深。男性70cm、女性50cm」などとなっているものがおおく存在しています。実際の水害被害は、このような水深の中で、避難行動をとった方々が殆どです。水害時の「水の動きの特性(実際の災害現場)」を正しく知っていたならば、そのような数字は決して出ないはずです。
「行政が言っていること」イコール「全て正しい」には決っしてなりません。その意味で「正しく学ぶ」なのです。
災害発生して、やっぱり頼りになるのは地域のつながりです。
発生直後、行政機関は動きは弱くなります。それは仕方のないことで、そのためにも自主防災組織などができ、地域で命を守りあう活動が大切なのです。
そのためには、平常時からつながりを作っておかなければなりません。要援護者対策も、このつながりが全てです。何処に誰がいるのか、何が困るのか、などを普段から知っておかないと、いざという時に助けることなどできません。
以上の3カ条を基本に災害に備えることが、命を守ることに繋がります。