記憶と忘却

 

私の防災の師である(勝手に思っています)寺田邦彦は論文「津波と人間」で、「20世紀の文明という空虚な名をたのんで、安政の昔の経験を馬鹿にして東京は大正12年の地震で焼払われたのである。こういう災害を防ぐには、人間の寿命を十倍か百倍に延ばすか、ただしは地震津波の周期を十分の一に

《工事中》